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Showing posts from June, 2024

「MLBに蔓延するスポーツ賭博の影と野球人気消滅危機」

  <道満丸景虎と小姓の戯言 0237 > episode237,season3 (天正戦国小姓の令和見聞録)   ○___________________○ 春日山城、鳴海幕府(開府 1587 年) お屋形様:上杉道満丸景虎 見聞録及び戯言検め:小姓 仁科源太 ○___________________○ ◆天正四百五十二年 六月二十二日 「 MLB に蔓延するスポーツ賭博の影と野球人気消滅危機」   MLB の聖地では事もあろうに野球の選手のみならず、審判員のトップが賭博規定違反で懲戒処分をうけたそうでござる。亜米利加の連邦裁判所では 2018 年にスポーツ賭博規制が違憲と判断したことから MLB ではブックメーカーが協賛クライアントの仲間入りを果たしておる。 MLB に獲ってはスポーツ賭博とのタイアップが人気回復の起爆剤になると踏んでおったようじゃが、いつの間にか野球には賭博性が横行し野球関係者にも浸透してしまった。いくら MLB の人気が凋落しているとはいえ、肝心のジャッジに関わる人間が賭博疑惑に関わっていることはかなり深刻な事態になるのは必定じゃ。大谷殿も今のところ身の潔白が優先しているとは言え、今後の捜査の動きによっては風雲急となる可能性はゼロではない。 MLB のロボット審判制の導入は良いかも知れぬ。大谷殿がいくら活躍しようにも MLB の人気回復にはほど遠く感ずる。一刀流でプレーに打ちこむ姿には感銘を受けるにしても、 MLB の選手層の薄さが顕著になっているのはなぜなのであろうか。拙者が考えるに、それは球団側の大型雇用長期契約が選手側の甘えとハングリー精神の欠如を生み、本気で死に物狂いでプレーに打ち込めないからでござる。それ故、負傷するケースが多くなるというわけじゃ。野手の敵失も多く見るようになった。 DH 制の普及で打者専門の選手が多くなり、守備での敬遠が甘えに繋がっておる。東洋人にボカスカ打たれる投手陣にはがっかりさせられるし、カリスマのスター選手がいなくなった。これでは野球ファンは離れていく。 MLB 機構の毅然とした姿勢が改まらない限り、第二、第三の大谷・一平事件が消え去ることはないであろう。いっそのこと、天正の戦国時代で試合をしてはいかがであろうか。お屋形様も春日山城と御館に専用ドームを作ると仰せでござる。

「2024年のMLBは『翔タイム』より『昇タイム』」

  <道満丸景虎と小姓の戯言 0236 > episode236,season3 (天正戦国小姓の令和見聞録)   ○___________________○ 春日山城、鳴海幕府(開府 1587 年) お屋形様:上杉道満丸景虎 見聞録及び戯言検め:小姓 仁科源太 ○___________________○ ◆天正四百五十二年 六月十五日 「 2024 年の MLB は『翔タイム』より『昇タイム』」  何を隠そう拙者はシカゴ・カブスのファンで今永昇太殿に期待しておる。まだシーズンの三割程度しか進んでおらぬが、 2024 年はひょっとするとリハビリ中の大谷殿を差し置いて、今永殿がナショナル・リーグの新人王と MVP をゲットするかも知れぬ。個人的には大谷選手のファンではなく、全てのスポーツファンでござる。「翔タイム」より「昇タイム」のほうに MLB ファンの関心は向かっておる。 MLB には大谷殿が WBC で語ったように憧れる選手に相当する選手はいるのであろうか、はなはだ疑問でござる。日の本のメディアでは連日大谷選手の試合をメインにしており、他の選手はオマケに過ぎぬ。大谷殿は朗らかには見えず何事も隠したがる御仁のようでござる。ドジャースで十年、一千億円の保証を手にした大谷殿はエンゼルス時代とは違い、上から目線での発言が目立っておる。十年間プレーするのは難しいかもしれぬが、怪我のことを考えれば早期引退もあり得るかも知れぬ。用意周到にカリフォルニアから他の州への移転も視野に入れて、節税対策も万全でござろう。大谷殿は 17 番の背番号欲しさにドジャースの同僚にゴマすりとして高級スポーツカーを贈っておる。そこまで背番号にこだわる必要があろうか。かのイチロー殿はシーズン途中にマリナーズからヤンキーズにトレードされ背番号は有無をいわさず変えさせられた。選手はにはもはや背番号などどうでも良いのじゃ。大谷殿は金子にはまったく無頓着ではござらぬ。自分の口座のパスワードは決して他人には明かさぬはずじゃ。七年もいる亜米利加の地では英語はペラペラのはずで、元通訳を日常生活や専任のマネージャーとして単に使い走りで利用していたのでござろう。そこまで英語に流暢ならば、賭博事件で初めて窃盗に気づいた日が三月での韓国戦のチームミミーティングと聞いておるが、決してそん

「ニッポンで飽きられて来た大谷翔平殿の今後」

  <道満丸景虎と小姓の戯言 0236 > episode236,season3 (天正戦国小姓の令和見聞録)   ○___________________○ 春日山城、鳴海幕府(開府 1587 年) お屋形様:上杉道満丸景虎 見聞録及び戯言検め:小姓 仁科源太 ○___________________○ ◆天正四百五十二年 六月十五日 「ニッポンで飽きられて来た大谷翔平殿の今後」  何を隠そう拙者は個人的には大谷選手のファンではなく、全てのスポーツファンでござる。 MLB には大谷殿が WBC で語ったように憧れる選手に相当する選手はいるのであろうか、はなはだ疑問でござる。日の本のメディアでは連日大谷選手の試合をメインにしており、他の選手はオマケに過ぎぬ。大谷殿は朗らかには見えず何事も隠したがる御仁のようでござる。ドジャースで十年、一千億円の保証を手にした大谷殿はエンゼルス時代とは違い、上から目線での発言が目立っておる。 17 番の背番号欲しさにドジャースの同僚にゴマすりとして高級スポーツカーを贈っておる。そこまで背番号にこだわる必要があろうか。かのイチロー殿はシーズン途中にマリナーズからヤンキーズにトレードされ背番号は有無をいわさず変えられた。背番号などどうでも良いのじゃ。大谷殿は金子にはまったく無頓着ではござらぬ。自分の口座のパスワードは決して他人には明かさぬはずじゃ。七年もいる亜米利加の地では英語はペラペラのはずで、元通訳を日常生活や専任のマネージャーとして単に使い走りで利用していたのでござろう。そこまで英語に流暢ならば、賭博事件で初めて窃盗に気づいた日が三月での韓国戦のチームミミーティングと聞いておるが、決してそんなことはあるまい。エンゼルス時代から元通訳の賭け事は知っていたはずでござる。春日山城で生まれた拙者は幼少の頃からの軒猿(諜報員)としてお屋形様に仕えておるが、人間には必ず裏表がありその場に応じて使い分ける性からは逃げられぬ。元通訳の借金肩代わりは日の本では美談にはなるが、伴天連の地ではそうはいかぬ。義の精神者は共犯者にされかねぬ。雇い主の球団側と野球機構はこれ以上の人気低迷からの脱出策を講じておる最中であるから、いくらブックメーカーをクライアントとして扱っておるのに辟易しているファンがいたとしても、ノープロブレ

another major league history

<道満丸景虎と小姓の戯言 0233 > episode233,season3 (天正戦国小姓の令和見聞録)   ○___________________○ 春日山城、鳴海幕府(開府 1587 年) お屋形様:上杉道満丸景虎 見聞録及び戯言検め:小姓 仁科源太 ○___________________○ ◆天正四百五十二年 五月二十七日 「アナザーメジャーリーグヒストリ-: another major league history 」 (邦題:疑惑の一夜)  二千二十四年の弥生月の二十日あたりで勃発した、水原・大谷チームのスポーツ賭博騒動の波紋は未だに収まらぬ。司法取引だか権益取引かは知る由もござらぬが、日が経つにつれ真実についての嫌疑への想いはアンチ大谷側にとっては止む気配はござらぬ。どうしてそうなるのかは定かではないが、水原殿のスポーツ記者へのロングインタビューの内容が翌日には百八十度変節し、話の内容は全て虚偽だったと言い、彼が全ての窃盗の罪を認めるというストーリーが一人歩きしてしまったからでござろう。 大谷殿の助太刀が亜米利加の地では通用しない異文化的な状況では、形を変えて臨むしかなかろう。 MLB のファンが全て大谷殿とは限らぬからじゃ。水原殿が一方的な汚れ役を演じていることは大谷側では百も承知故、徹底したストーリーを貫かなければならぬようでござる。無論大谷殿にはスポーツ賭博には無関係ではござろうにも、 MLB の規約に抵触するとなれば球団側も野球機構側にも大きな痛手となる。知れた事よ。亜米利加の司法はよく分からぬ。無罪と主張したり有罪に切り替えるとしたり。水原殿と弁護士は意思の疎通はあまりないようでもあるし、弁護料を支払う余裕もまだまだありそうなのにも合点がいかぬ。お屋形様は根っからの大谷ファンではござるが、小姓仲間の中では何人かはアンチ大谷派が構えてござる。拙者は単に陸上競技の一ファンで MLB にはさして関心はござらぬが、今永殿とダルビッシュ殿には少々熱を入れておる。大谷殿には未だによく分からぬ。今は値踏みの状況じゃ。  ハリウッドではこの騒動をドラマ・映画化すると申しておる。脚本の流れは状況の真実化を探り、賭博と MLB の在り方を問うという形になるというのが拙者の見立てでござるが、想像の域をこえられるかは保証出来ぬ。フィクションの企画で脚本ができあが

「絶滅危惧文明と人間の運命」

<道満丸景虎と小姓の戯言 0234 > episode234,season3 (天正戦国小姓の令和見聞録)   ○___________________○ 春日山城、鳴海幕府(開府 1587 年) お屋形様:上杉道満丸景虎 見聞録及び戯言検め:小姓 仁科源太 ○___________________○ ◆天正四百五十二年 六月弐日 「絶滅危惧文明と人間の運命」  有史と言われる文明の始まりはいつ頃でござろうか。其方達は拙者たちの戦国の世から五百年後の立ち位置におるのだから、新しい文献などで参考にするのはいとも容易いことと存ずるが、令和の世界を見渡しても人間としての進化は時が多少刻んだにしてはいささか侘しく映るのでござる。一五八七年の世界では色々なことがあったのでござる。スコットランドメアリー女王一世がこともあろうに縁戚のエリザベス女王一世の命で処刑されおった。一五八二年の二月に信長殿の命で遣欧少年使節団の四人が旅立って五年後のことじゃったなぁ。欧州の現地ではポルトガル・スペイン艦隊とイギリス艦隊が壮絶な戦いも耳にしたことでござろう。エリザベス女王一世には跡継ぎがおらず、メアリー女王の末裔が令和時代での英国連邦の礎を築いたのでござる。秀吉殿が我らと戦う前に九州を平定し、伴天連追放令のふれを出しておる。其の時代と令和の時代での世界のミリタリーバランスの違いはござろうが、いつの世も権力を握るということは領民の安寧な暮らしを守るということに通じるため、努々和戦両様の構えは同じでござる。イデオロギーや社会経済体制が異なろうにも権力者 ( 支配者 ) の器量一つで其の国の運命が変わるのも同じでござろう。令和時代の世界秩序はプレトンウッズ体制が崩れたとは言え、一九四五年の国際連合体制は変わっておらぬ上、一九七二年あたりで中華民国が常任理事国の座を奪われ、国際連合は毛体制の中国と立場を入れ替えてしまった。これは亜米利加の対中戦略の見誤りから来ておる。そうは思わぬか。イギリスが香港を返還しても一国二制度の五〇年間保証が残り二十七年を残して反故にしておる。まるで義や愛のない国家でござる。亜米利加にも非がござる。ネタニヤフ政権がヒトラー政権と同じジェノサイドを敢行しておるが、亜米利加はそれを実質的に後押しをしておるのを見ても分かるとおり、義のない権力と