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2020.1.1

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Behind the story 2020tokyo-18-5(new)

<第十八章:その五>  中曽根元首相が2019年11月29日101歳で永眠の途についた。「日本の戦後の総決算」という命題に体当たりで取り組んだ希有な首相だった。官邸主導の先駆けを戦略的な政としていたが、後藤田正晴官房長官という諫言役がいたので自由民主党は節度ある議会制民主主義を貫くことができたといえる。安倍晋三氏は憲政史上最長の在任期間を更新したそうだが、首相としての評価は安倍氏に対して中曽根氏のほうが遙かに高いと思う。米国の大統領や世界の首脳らと互角に渡り合え、正々堂々と公に靖国神社の参拝を行い、世論の批判をものともしない姿勢には敬意を表してもいいと思う。彼を取り巻くブレーンのレベルも高かったので、バランスのとれた政を行えたことは評価に値する。それに引き換え、安倍内閣の劣化は在任が長くなるにつれ、日に日に惨状を極めている。日本文化や道徳感は壊滅状態で、社会的事件の増大はそれに比例している。日本は実に危機的な状況と化している。世界からみれば日本人の読解力が劣化し続けているようだ。世界で15位というランキングの背景には、インターネットでの文章やSNSなどの文法を無視した短絡的な表現の積み重ねがおおきな要因となっている。官邸や官僚の公文書保存意識の劣化から来る国民への影響は計り知れない。読書をする人が少なくなり、文章の行間を読む習慣がなくなっているので、人の喜怒哀楽の心理や心遣い、そしてまた、人々は恋愛というリアルな経験もしなくなり、短絡的になっている。安易な刑事事件に発展するようになっているのは実に悲しい限りだ。公文書にしろ文芸書にしろ言葉を大切にしないことが、物事の考え方の土台を崩壊させる起因となっていることは紛れもない事実だ。日本のトップリーダー的存在であり、時代を引率するべき使命を持った官邸が、悪党だらけの寄せ集め集団となったのは、ひとえに彼らを選んだ我々主権者の責任ともいえる。ジャーナリズムの精神を失ったマスメディアまで彼らに忖度をするというのはどういうことなのか。それまで些細な行事だった「桜を見る会」が、日本社会の混迷をますます深める社会的事件となり、解散総選挙も視野に入れざるを得なくなった。与党はしらを切って逃げ切るつもりなのだろうが、マスメディアも逃げ切りを擁護するかのような姿勢は許されない。暴走する「内閣府」が戦前の「大本営」と化しているのにも国

Behind the story 20200tokyo-18-4<濃姫の代役に川口春奈>

<第十八章:その四>  令和天皇・皇后の儀式もようやく終わったが、永田町界隈では「桜を見る会」騒動で政治のレームダック化がどんどん加速している。内閣府が主導して開催したイベントは地政学的にも権力側が有利に政を行える利点をものの見事に悪用した一件で、日本国全体の不安要素を助長する深刻な道徳観の崩壊を意味している。森友・加計学園問題からはじまり、PKO日誌の隠蔽工作や議員の不祥事が後を絶たないのはどうしてなのか。どうやら官邸の私物化は安倍政権にとってはなくてはならないツールと化している。官邸の堂々としたアンフェア主義が正しい日本の道徳を破壊しているのは明らかだ。日本はもはや法治国家の域を大きくはみ出している。総理の在日数も11月20日で憲政史上最長となったが、この7年にも及んだ安倍政権は今後別の政権となったとき、国民の記憶や歴史からかき消される可能性はなくもない。政府や官僚が公文書を堂々と破棄するくらいだから、担当政権の行いもすべて破棄されたとしても誰も文句は言えないことになる。そのくらい、公文書というのは神聖なものであり、公僕の書類は厳重に取り扱うべきものなのだ。次世代の政権ではもっと過激な保守の政を行い、ヒトラーのような独裁政権が誕生したとき、官邸主導の私的な扱いがもっと悪用されるに違いない。日本の国民は半数が投票を棄権する。その結果圧政で虐げられることがあっても、もはやあきらめるしかないだろう。はたして解決方法はあるのだろうか。それは自業自得ともいえる投票棄権を見直し積極的な国政への関心を抱く以外にないようにも思える。自分はもう生きてはいないが、今世紀中に日本が共和国制になるのもそう遠くはなさそうだ。日本という国が存在していればの話だが、今のままだと消滅の懸念は消えない。人間というのは一度権力のトップに居座るとその居心地の良さから離れられず、政の全体像を捉えられなくなり、誤った判断と偏向的な理念を自分に植え付け、さらなる権力のうま味を追い続ける習性をもつ動物といえる。そこに有権者の関心が薄れてくれば、権力側はますます偏向的な政に走るという道を歩むに違いない。日本でのまともな二大政党政治の到来はこの目では見れないかもしれないが。  米国ツアーを制覇した渋野選手の笑顔がすっかり消えているように見える。訓練された笑顔づくりは結構疲れるのかもしれない。無理をしてまで

Behind the story 2020tokyo-18-3

 2009年に米国と契約を交わした三菱スペースジェット(MRJ)の100機のキャンセルがあった。これまでキャンセルは米国の都合か機体の未完成から来ているが、MRJは日本初の国産ジェット航空機だが、実はエンジンは米国製で日本は組み立てだけの箱物同然の航空機ででもある。戦前の三菱零式戦闘機(ゼロ戦)に苦しめられた米国が、戦後の日本の純国産航空機製造禁止を唱えたのは至極当然かもしれないが、戦後74年も日本が純国産ジェット機を開発製造できない風土を作ってしまったのは実に悲しい。未だに米軍が駐留基地と制空権を握っている影響から、2020東京五輪での民間の航空機の航路制限に至るまでになった。横田基地の制空権は広大で関東をすべて含んでいる状況だ。日本全土といってもいい。ようやく「心神」ステルス戦闘機の試験飛行は終えたが、実戦配備はいつになるか見当が付かない。新たなゼロ戦の姿を見た米国の心境はいかばかりだっただろうか。  1972年ニクソンと中国との電撃的な国交を結んだ一年前に、周恩来氏とキッシンジャー氏が秘密外交を行い、その会談の内容が2002年に公文書として機密解除された。国家の公文書の大切な扱い方は国のレベルを推し量る上での評価の基準になるが、とりわけ日本は公文書に対する考え方が雑で先進国とはとても思えない風景をさらし続けている。公文書を大事にするということは国の公用語を重んじることになり、豊かな言語コミュニケーション文化を生むことになるのだが、戦後押しつけられた英語を脅迫的に大学試験のマチエールにし、「身の丈」という格差の生じる学習環境を容認した萩生田文部科学大臣の罪は甚大だ。英語なんかよりも日本語の掘り起こしに力を入れるべきである。英語は話せるがあえて日本語だけで事を済ませる。そういうスタンスもありだと思う。フランス人が英語は話せるのにフランス語しか話さない、関西人は関西語しか話さない。英語と日本語は周波数が違うのではないかと思う。無理にネイティブになる必要はない。2020東京五輪のおもてなしの一環として、外国語対策を講じてはいるがすべて日本語で案内するというのも「おもてなし」といえないだろうか。今の中国は参考にならないが(魔の文化破壊大革命)、清国以前までの中国は世界の模範となるべく公文書(史実)に対する意識はとても高く、中国5000年の歴史を現代人が垣間見る事ができ

Behind the story 2020tokyo-18-1,2

■「初めて読まれる方へ」■ ・・・・・・小学生時代からの幼なじみである船橋君とは、偶然にも中堅の広告代理店の同期入社となる。その15年後、船橋君の長女みどり君は名門のプロテスタントの中高一貫校の学生になり、彼女は深田恭子似の絶世の美女に育っていた。僕は美大で油彩を学び、船橋君は東京六大学の商学部で学んだ。みどり君と僕はピュアな慕情関係となってしまった。僕の娘千鶴もみどり君の学校で一緒だが仲は余り良くない。それから数年後、2013年に2020夏季五輪の開催が東京に決定。すでに都庁に就職していたみどり君は五輪準備委員会のメンバーとなった。だが、東京に決定したとは言え、問題が次から次と津波のように押し寄せる。2020東京五輪は本当に大丈夫なのだろうかと、この目で追い続けるのは、時代の証言者としての責務でもある。開催までの出来事とフィクションでのエンターテインメント性を織り交ぜながら話を進めていきます。 ★目次・進捗状況★ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) <2015年~20208月の開催日まで継続予定です> ■[2015]第一章 その一~その四 ■[2015]第二章 その一~その六 ■[2015]第三章 その一~その八 ■[2016」第四章から第七章 ■[2017」第八章から第十章 ■[2018」第十一章から第十三章 ■[2019」第十四章から第十八章 ■[2020」第十九章から第二十章(予定) <登場人物> ・僕:中山正輝 ・僕の妻:恵理子(野猿系) ・僕の長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座の若旦那衆他 ・霞ヶ関官僚、国会議員他 ・その他随増殖・・ 「はい、こちら2020東京五輪」(B

カウントダウン解散総選挙。

 消費税10%による経済への悪影響の把握と発表が出回るのは年明けとなる。五輪後ではかなりの不況が見込まれている。11月20日を過ぎれば安倍首相の憲政史上最長在職日数が決まる。来年総選挙をやるのには相当なリスクが生じる。解散総選挙をやるのなら年内しかないと言う憶測も成り立つ。消費税による影響を気にせず憲法改正だけに腐心できる環境は今しかない。私が安倍さんならやらないと見せかけて解散する。議席数は大幅に減るだろうが、国民の政治的無関心の状況から与党での過半数は確実だからだ。それだけ議会制民主主義は危機的状況ともいえるのだが、無党派層は山本太郎率いる党派に票を入れ、立憲や国民は窮地に立たされる。彼らの票も山本側に行くだろうとみている。新たな日本新党が脚光を浴びるかもしれない。そして小泉環境相は短命に終わるだろう。

議員の特権

 2019年のラグビーワールドカップが日本で開催され、残るはイングランドと南アフリカの決勝を残すのみとなった。日本のチームは半数が外国人でネイティブジャパンではないが、世界のスポーツは国籍が入り乱れての戦いとなるのだろうか。リーチ・マイケル率いる日本は予想外の活躍で予選では4連勝を飾り、16強の仲間入りを果たした。ラグビーはサッカーや野球とかに比べいささかまだメジャーではない立ち位置にあると思うが、W杯での善戦でにわかファンがどっと押し寄せた。体力がものを言うシンプルすぎるスポーツなだけに、逆に試合技術や戦略の是非に注力しなくても楽しめるスポーツという認識を植え付けられたのではないだろうか。  年金財政が揺れに揺れている。在職老齢年金が廃止になるという報道を目にした人は多いとは思うが、仮に廃止になったとするとおよそ年額一兆円もの財政支出が必要となる懸念から、慎重な議論が進められてはいる。もし廃止になったら得をする世代が出てきて、年額120万円もの年金が支給されることになる。一般企業の一年分の相当額となるから、得をする世代も出てくる。65歳までは28万円の縛りがあるが、企業の雇用義務が65歳までなのだから現状維持でもいい気がする。65歳以上の就労では多くは稼げないから現状維持でいいと考える。ただし、月収の計算では月額給与と賞与、交通費(給与扱いになる)の合算である事を忘れてはいけない。特に通勤交通費では多額の方もいるだろうから再確認してみよう。特に年金関係では月給と賞与は別々で標準月収で年額計算されている。70歳までの雇用は企業の努力義務だがこれを早急に義務化し、75歳までの雇用は企業の努力義務にすれば高齢者の就労意欲は減退することはないと思う。将来年金を受給する現役世代の反対は多いと思うし、年金財政の健全化の方を優先するべきだろう。廃止によって得をする世代の記事が週刊誌で報じられてはいるが、それによって不利を被る世代との確執は避けられなくなる。  新閣僚の相次ぐ失言や非常識な発信が目を覆うほど巷を闊歩している。世界からみれば、日本の議員はその程度のものかと冷笑されているに違いない。それが現実で起こっているのだから、その責任は主権である我ら国民ということになる。萩生田文部科学大臣の「身の丈」発言が批判されても形だけの謝罪でマスメディアは突っつこうとしないのは問題だ

behind the story 2020tokyo-18-1

■「初めて読まれる方へ」■ ・・・・・・小学生時代からの幼なじみである船橋君とは、偶然にも中堅の広告代理店の同期入社となる。その15年後、船橋君の長女みどり君は名門のプロテスタントの中高一貫校の学生になり、彼女は深田恭子似の絶世の美女に育っていた。僕は美大で油彩を学び、船橋君は六大学の商学部で学んだ。みどり君と僕はピュアな慕情関係となってしまった。僕の娘千鶴もみどり君の学校で一緒だが仲は余り良くない。それから数年後、2020夏季五輪の開催が東京に決定。すでに都庁に就職していたみどり君は五輪準備委員会のメンバーとなった。だが、東京に決定したとは言え、問題が次から次と津波のように押し寄せる。2020東京は本当に大丈夫なのだろうかと、この目で追い続けるのは、時代の証言者としての責務でもある。開催までの出来事とフィクションでのエンターテインメント性を織り交ぜながら話を進めていきます。・:・・・・ ★目次・進捗状況★ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) <2015年~20208月の開催日まで継続予定です> ■[2015]第一章 その一~その四 ■[2015]第二章 その一~その六 ■[2015]第三章 その一~その八 ■[2016」第四章~第七章 ■[2017」第八章~第十章 ■[2018」第十一章~第十三章 ■[2019」第十四章~第十八章 ■[2020」第十九章から第二十章(予定) <主な登場人物> ・僕:中山正輝 ・僕の妻:恵理子(野猿系) ・僕の長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座の若旦那衆他 ・霞ヶ関官僚、国会議員他 ・その他随増殖・・ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behi

史上最低の近代五輪

 2019年10月22日、令和天皇・皇后の即位の礼正殿の儀が行われた。内外約2000人を迎賓され、無事日程を終えられた。個人的には平成天皇・皇后時代でほとんど馴染んでいたせいか退位にはとても残念に思えた。祖父は近衛軍団属していたのにもかかわらず、226事件の叛乱側に付いた。昭和天皇に対するわだかまりを終生押さえがたくしていたことを祖母からよく聞かされたものだ。私が三歳の折、復員して10年後の祖父の臨終の床にいて祖母が泣いていた記憶がかすかだが残っている。日本人として皇室に対する畏敬の念は変わらないが、在位する人により相対的な評価は存在する。こと昭和天皇に対するわだかまりは祖父のDNAを受け継いだ者にとっては捨て去ることはできない。その点では戦後の混乱期で皇太子になられた平成天皇・美智子皇后様には尊敬の念は終生揺らぐことはないだろう。自分がこの世を去ったあとでもご在位はあるだろうと察する令和天皇・皇后に対しては馴染みはまだないが、平成天皇・皇后以上の敬いと親しみが今後増すことを切に願っている。  IOCのバッハ会長が国際陸連会長のアドバイスを受け、開催都市の東京都に打診することなくトップダウンで札幌に決定したと事後通告していたことがわかった。気候の変動のせいか今では東京でも札幌でも真夏の気温は同じくらいにもかかわらずだ。確かに札幌の方が気温が高い日もあった。穿った見方かもしれないが、日本は戦後74年間米国の植民地と化していることで、彼らの人種的な優越意識が先行してしまった感があると思うのは自分だけだろうか。中東のドーハで世界陸上を開催するとき、マラソンや競歩で世界陸連は酷暑や高湿度で参加選手達に異変が起こるくらいの予測はできていたはずだ。予測通りドーハのマラソンと競歩では深夜の競技開始にもかかわらず参加選手への大きな負担となり相次ぐリタイアが続出した。これでは東京も危ないと思い、世界陸連はIOCのバッハ会長に直談判したという。常識的に見て、開催地変更は「世界陸連→東京都&IOC→総会での調整案」が妥当だとは思うが、突如としたIOCのバッハ会長が決断した背景には、東京に対する失望感があったのではないかと考えている。なぜなら、東京に誘致を決定したまでは良かったが、安倍首相の原発汚染水の完全コントロール発言(しかしこれはそうではなかった。今でも問題は山積中)、新国立競技場

Tokyo Olympics and a marathon are to Sapporo for 2020 years.

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 10月中旬に日本列島を襲った台風19号が東日本一帯に甚大な被害を及ぼした。9月の上旬に台風15号が千葉県の各地に相当な被害をもたらした後にも追い打ちをかけられた格好だ。多くの死者と行方不明者や河川の氾濫と停電・断水・土砂崩れ・交通網の遮断があったのにもかかわらず、自民党の二階幹事長が「まずまず収束発言」には多くの国民が反発をしたが、マスメディアは何の批判もしないのはいかがなものか。収束どころか被害はどんどん増え続けて犠牲者は100人に迫る勢いだ。まずまず収まった発言の撤回と謝罪が当初なかったのは安倍政権側の本音といえるるだろう。二階幹事長は辞任すべきであると思う。それが民意というものだろう。災害対策で5000億円というちっぽけな補正予算では、復興には役立たないだろうし、台風が関東に来襲した前後でも、国会の予算審議やゴルフ、パーティーに明け暮れている国会議員の存在価値が問われている。震災復興税を国民全員に押しつけながら議員は納めなくなったのはどうしてなのかわからない。まさしく議員の特権を悪用しているとしか思えない。  IOCが突如、2020東京五輪のマラソン、競歩の開催場所を東京から北海道の札幌に移すというアナウンスを発表した。小池都知事もJOCも寝耳の水だったにちがいない。そもそも2011年の東日本大震災といまもって放射線と汚染水が解決していない福島原発事故の対応で手一杯であったはずの日本が、2020年に東京で五輪はいささか強引過ぎた。それも、安倍首相自身が汚染水は完全にコントロールされていて東京開催にはなんら問題ないとプレゼンのなかで言い切っていた。手間暇かけて決定していたZAHA案の新国立競技場案を、ゼネコンの都合で白紙撤回、ゴミ箱のような競技場にしてしまったのは実に悲しい。世界初の開閉型ドーム競技場が東京で誕生していたら、被災地の方々の思いは少しは五輪に傾いていたと思うが、そうはならなかった。2019年のドーハの世界陸上競技場に匹敵するような素晴らしい施設が見られなくなって、2020東京五輪への期待が萎えてしまったのは自分だけではあるまい。IOCのバッハ会長がマラソン・競歩の競技を札幌で行う方向でいくというが、札幌の人々にとっては実にうれしいの一言だろう。個人的にも北海道のほうがいいと思う。どうせなら陸上競技はすべて北海道でやったらいい。隈氏の新国立競

behind the story 2020tokyo-17-6

<第十七章:その六> 10月中旬に日本列島を襲った台風19号が東日本一帯に甚大な被害を及ぼした。9月の上旬に台風15号が千葉県の各地に相当な被害をもたらした後にも追い打ちをかけられた格好だ。多くの死者と行方不明者や河川の氾濫と停電・断水・土砂崩れ・交通網の遮断があったのにもかかわらず、自民党の二階幹事長が「まずまず収束発言」には多くの国民が反発をしたが、マスメディアは何の批判もしないのはいかがなものか。収束どころか被害はどんどん増え続けて犠牲者は100人に迫る勢いだ。まずまず収まった発言の撤回と謝罪が当初なかったのは安倍政権側の本音といえるるだろう。二階幹事長は辞任すべきであると思う。それが民意というものだろう。災害対策で5000億円というちっぽけな補正予算では、復興には役立たないだろうし、台風が関東に来襲した前後でも、国会の予算審議やゴルフ、パーティーに明け暮れている国会議員の存在価値が問われている。震災復興税を国民全員に押しつけながら議員は納めなくなったのはどうしてなのかわからない。まさしく議員の特権を悪用しているとしか思えない。 IOCが突如、2020東京五輪のマラソン、競歩の開催場所を東京から北海道の札幌に移すというアナウンスを発表した。小池都知事もJOCも寝耳の水だったにちがいない。そもそも2011年の東日本大震災といまもって放射線と汚染水が解決していない福島原発事故の対応で手一杯であったはずの日本が、2020年に東京で五輪はいささか強引過ぎた。それも、安倍首相自身が汚染水は完全にコントロールされていて東京開催にはなんら問題ないとプレゼンのなかで言い切っていた。手間暇かけて決定していたZAHA案の新国立競技場案を、ゼネコンの都合で白紙撤回、ゴミ箱のような競技場にしてしまったのは実に悲しい。世界初の開閉型ドーム競技場が東京で誕生していたら、被災地の方々の思いは少しは五輪に傾いていたと思うが、そうはならなかった。2019年のドーハの世界陸上競技場に匹敵するような素晴らしい施設が見られなくなって、2020東京五輪への期待が萎えてしまったのは自分だけではあるまい。IOCのバッハ会長がマラソン・競歩の競技を札幌で行う方向でいくというが、札幌の人々にとっては実にうれしいの一言だろう。個人的にも北海道のほうがいいと思う。どうせなら陸上競技はすべて北海道でやったら

"Japanese identity 2019"

  North Korea, Korea and China think I should look back to history in Hakusukinoe in A.D. 663. At Korean Peninsula, Sui dynasty, Korean Peninsula, every day of a war was being sent as countries under the control, but Wakoku was the grave event which supported Kudara of a moribund condition and had a smashup. There was approval and disapproval in the political power in Japan where a strategy of both sides with Korea each country matches a Chinese dynasty, but loss supports thick Kudara after all. In the long run big, it was a defeated reason, but Japan was the preparation which builds a firm state defense buildup since this time. Bringing a tribute (A butterfly is asked.) is one of the politics a Chinese emperor did from the angle of the security with satsufuukuni (country to the fence)< the country where a royal gift is given as a proof of a tribute from rule country equivalence> and the trade, but when going from a country in Japan (present) to bringing a tribute for Wu-di in Ho

日本のアイデンティティー2019

北朝鮮・韓国・中国は663年の白村江の歴史を振り返るべきだと思う。朝鮮半島では隋王朝が朝鮮半島を支配下の国々として戦いの日々を送っていいたが、倭国が瀕死状態の百済を支援し、大敗北を喫した一大事件だった。中華王朝と朝鮮各国との両面戦略があった日本では、政権内では賛否はあったが結局敗戦濃厚の百済を支援する。結局大敗北したわけだが日本はこのとき以来強固な国家防衛体制を築く布石になった。朝貢(ちょうこう)とは中国の皇帝が冊封国(さくほう国)<支配国相当から貢ぎ物の証として恩賜を授ける国>との安全保障と貿易の観点から行った政のひとつだが、日本(現在)の国からは、西暦57年の後漢の武帝に朝貢に行ったとき、「漢委奴国王印」(金印)を授かっている。西暦239年には卑弥呼が朝貢に行った魏から「親魏倭王印」(金印)を授かっている。日本では遣隋使・遣唐使に至り三代将軍足利義満の時代の明朝まで続く。白村江の戦いを期に、日本は元寇、秀吉の朝鮮出兵失敗、第二次大戦敗戦へと続くが、「寄らば斬るぞ」と言った正当防衛戦略を今、為政者達や国民は見誤っている感が強い。日本は独自のアイデンティティーを基調とした米国の傀儡ではない真の日本の独立国としての振る舞いが必要とされている。隣国の内政に足をとられている場合ではないと思う。

「地球ムラの稚拙な争いから目を覚ませ」

"A global blur is immature, I fight, it's rather spicy, awaken."  It also seems to exist in this planet from the front for tens of thousands of years human history, but intellectual evolution has it now, and doesn't seem developed at all. Evolution and also, they seem to be degenerating. Fate is being repeated in mankind's Bunmei certainly. As much as the people's of the headship who carried the civilization of that case noting down experience and a lesson for the future, something, the limit of the worldly desire from the instinct of the man is done thoroughly mutually on the earth on the other hand, and the history taken for behavior as a slaughter has been repeated to destroy the mutual civilization. A victorious country in the Second World War is keeping getting the initiative up to now on the twenty-first century today, but it's apparent that a reaction to the system is under the conditions which don't stop. When only a permanent member of the S

ブログマガジン、オリジナル小説原稿

_____________________________________________________________________ ...Presented by Hirotsugu Nishina with Slide Show Theater Producer... _____________________________________________________________________ <FC2ブログマガジン、オリジナル小説原稿> ●虹の誘惑(有料版) http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-11.html ●紅涙の風景(有料版) http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-14.html ●光の追憶(有料版) http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-18.html ●ザ・シークレット・ドライビング・スクール(有料版) http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-15.html ●フレグランスの恋(有料版) http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-9.html

日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜 The truth of the flight of the Japa...

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Japanese bellicose DNA by a historical viewpoint.

As soon as transmission of guns was done at Tanegashima Japanese warlike ages. A gun as much as millions of pieces is deployed in the country instantly. When a missionary visited Japan from the Europe Great Powers. I lay eyes on the form that tens of thousands of Deshiro is kept and strong military are kept in all part. At this rate it's said that they realized that it isn't possible to attack Japan. Japan accounted for 60 percent of the military weapon of warlike ages and the world actually. One in the country, several, the century between when I spend my time in a war and it's Tokugawa government A world in Taihei materialized finally in Japan. The Shogunate keeps Deshiro completely sixty-four states even the other day. Defense system was being built. The Shogunate side doesn't seem to make a system as alternate-year attendance rebel in each feudal clan. I aimed at financial impoverishment. I say that the catching busting of a feudal clan was planned by so

2019MOYURUPEN GATE TOUR DIRECTOR'SCUT VERSION

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「2019参議院選挙の原風景と永田城のレームダック化」

 2019年参議院選挙が終わったが、五割を割り込む48.8%の低投票率が、組織票が強く影響する与党の改選過半数を許してしまった。32の一人区では野党統一が10議席と三年前の11議席とほぼ同じ結果になった。改憲発議に必要な改憲勢力3分の2には4議席足りない160議席となり安倍総理は野党の国民民主党からの離反戦略と取り込みに舵をとる模様だ。国民民主党は、「旧希望の党」の集団であり、当初は「排除宣言をうっかり口ずさんでしまった」二階氏を慕う小池百合子氏の息がかかった集まりだった。今後解党は避けられないかもしれない。旧民主党は自壊するべくして自壊した政党だ。言葉は悪いが、当時は一種素人集団のようなイメージがあった。民主党の衆議院は320議席ほどあったが、参議院では自公が過半数を有していて、重要法案はなかなか通らなかった。民主党は担当政権3年余で総理が三人も入れ替わるなど、「決められない政治」と「有権者の期待を裏切った」というレッテルを貼られてしまい、剥げ落ちることはなかった。そういうことが、有権者たちは自公は好きではないが、ほかに選ぶ選択肢がないことで消極的に自公に票を入れたこと、自公へのお仕置きとして他党に票を投じたことや、そして最終的には棄権やむなしという行動にでた可能性は排除できない。マスメディアが官邸への忖度で選挙を取り上げる頻度が前回より少なかったことが鮮明となった。それが低投票率誘導の起因とも思えてくる。山本太郎氏率いる「れいわ新撰組」が二議席を確保し、得票率で政党としての要件を満たした。次回からの国政選挙では党としての扱いを受けることになるからマスメディアはもう無視はできない。次回の国会では大荒れが予想される。日本は難問だらけの政をしなければならないので、担当政権の有り様を注視しなければならない。韓国との徴用工問題や輸出規制問題が、消費税増税を機に大きな痛手を日本が追うことになるかもしれない。当然朝鮮半島の二国は2020東京五輪をボイコットするだろう。それが連鎖して多くのボイコット運動が沸き起こらないとも限らない。それが心配だ。イランと米国の外交は最悪の状況のようだ。ホルムズ海峡での米国による有志連合の説明会があったが、日本の有志連合参加はイランとの関係悪化はさけられない。トランプ大統領はオバマ前大統領がそうとう嫌いらしい。白人至上主義者が黒人大統領を上から目

「参議院選挙でのメディアの思考と行動における言語」

  毎回国政選挙の頃になると、担当政権への計らい(忖度)が顕著になる傾向がある。大手メディアは権力側の維持と反権力への姿勢を打ち出しておかないと、結果はともかく、己の身が危うくなるということにつながるという懸念があるからだろう。そこで、大手メディアの横並びの見出しを注視してみた。まるで、情報を共有しているかのようなひな形的な新聞の見出し、「自公が改選過半数の勢い」というキャッチコピーを裏読みすると、「自公が過半数を得るのは難しいがその可能性は排除できない」という意味にもとれる。つまり、改選過半数を得るのは相当難しい状況にあるということだ。  ほかの例では 1)あるドライバーがタイヤのパンク修理をしていたが、通りがかりの人が「大変ですね」と声をかけられ、当人は無言でそのまま黙って修理作業を続けていた。しかしその言葉の裏には「修理大変ですね。よろしかったらお手伝いでもいたしましょうか」という意味を含んでいる。つまり、見ず知らずのドライバーとのコミュニケーションをさりげなく発したいだけの習慣の言語とでもいえる。 2)お中元で、「つまらないものですが」という慣例言葉をよく耳にするが、その裏には、「いつもお世話になっているのですからこのお品を皆さんでお召し上がりくださいませんか」という気持ちが込められている。 3)ある青年が見合い相手の家で話が弾むあまり夜おそくまで長居をしてしまった。相手の奥方から「お茶漬けでもいかがですか」という意味を真に受けて馳走になったはいいが、翌日その家から縁談お断りの連絡があった。なぜなら、その真の意味は「もう遅いのでそろそろお帰り願えませんか」というものだった。その青年は見合い相手の家から人の常識度を値踏みされていたわけである。言語には裏と表があり、特にメディアの言語には注意深く読み解く訓練を日々怠らないようしたいものだ。

「取り返しが付かなくなった日韓輸出規制問題と参議院選挙投票率低下報道」

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 取り返しが付かなくなった日韓輸出規制問題の行方はどうなるのだろうか。以前日韓で合意されたものが棚上げにされ、二国間での外交問題にまで発展した、徴用工問題が何かの理由付けであたかも安全保障の問題にすり替わったようにも思える。軍事転用の恐れがある輸出品が北朝鮮に密輸という憶測もあり、日本政府側は堅くなになっている。憶測だけで証拠がないから真偽のほどはわからない。日本からは徴用工問題では国際司法裁判所に提訴し、韓国側は日本の輸出規制ではWHOに提訴し続けるという、両国の未来永劫平行線が続く状況下にあるのは誠に残念に思う。日本国内では参議院選挙のまっただ中にあるが、担当政権には目先の選挙利用はやめて、日韓問題ではそれに優先して取り組むべきではという意見が自民党内にもあるだろう。文大統領と差しで話し合うという器が安倍首相にはないのが足かせになっていることも事実だ。参議院選挙だろうとなんだろうと、金正恩氏や文氏との電撃会談もあってしかるべきだと思うのだが。安倍氏の祖父が大政翼賛会での満州国と朝鮮半島の事実上の経済的な実権を握っていたことも朝鮮半島の人はみな知っているはずだから、交渉にはそのことも頭に入れなければうまく行かないことも認識すべきだろう。国会での自分の野党へのヤジを棚に置いて、演説でのヤジには特高もどきの警察に排除させるという安倍首相の荒技が続いている。昭恵夫人は応援演説に個人のメールでも利用すべきだという。公職選挙法違反でもかまわないという演説にマスメディアは黙認している。官邸への徹底的な忖度といえる。それでも、自公は大勝利間違いないというマスメディアの姿勢に有権者は皆怒っている。2016年米国の大統領選挙では確かヒラリークリントン氏が当選99%間違いなしとマスメディアは予測していた。が、実際には「隠れトランプ」ステルス票が接戦州で躍り出て、ドナルド・トランプ氏の逆転勝利となり、マスメディアの面目は丸つぶれとなった。日本だって今回は自公が圧勝する?という旧態依然の予測をしているが、「隠れれいわ新撰組」ステルス票が旧来の自民党支持者や公明党支持者のお仕置き票として化けてでることは排除できない状況にある。消費税では軽減税率の恩恵を受ける新聞業界では官邸への忖度記事が多くなるのは自然の成り行きだとは思うが、公器の存在と自負するなら、軽減税率の適用は辞退してでもジャー

Behind the story 2020tokyo、17-1、17-2

★特別編★ ★目次・2015-2019★ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) ■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四 ■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六 ■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八 ■[2016」第四章から第七章 ■[2017」第八章から第十章 ■[2018」第十一章から第十三章 ■[2019」第十四章から第十六章) ★特別編★ ■[2019-2020」第十七章から第二十章 <登場人物> ・僕:中山正輝 ・僕の妻:恵理子(野猿系) ・僕の長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座の若旦那衆他 ・霞ヶ関官僚、国会議員他 ・その他随増殖・・ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) 第十七章 「カウントダウン2020東京五輪」 <第十七章:その一>  年金2000万円問題や金融庁の報告書のもみ消し、不公平税制、消費税増税の是非、担当政権の内外における姿勢のあり方、不安を煽る政府官邸のあり方、弱者や困窮者への配慮のなさ、東日本震災や全国の自然災害で非難された方々への救済の粗野など難題続きの状況での参議院改選選挙のまっただ中だが、公職選挙法の抵触しない範囲であえて、公平無私の評論を述べることとする。  2008年のリーマンショック時で、民主党指名選挙で本命のヒラリー候補を破りオバマが立候補することになった。結果は共和党マケインを大差で破り、黒人初の米国大統領となった。上院議員時代は泡沫候補だったが、あれよあれよという間に大統領にな

れいわステルス票と隠れトランプ票の共通点

令和新撰組が寄付金3億円を突破したそうだが、あと一億円あれば、全国紙に十五段広告を打つことができる。2016年、米国大統領選挙ではヒラリー候補が99%勝利するとマスメディアは大々的に報道していたが、「かくれトランプ票」がどんどん出てきたので、トランプ候補の逆転勝利につながった。米国で起きたことは、2,3年後に日本でも起きるという歴史的経緯もある。まだ政党ではない「れいわ新撰組」は政権は取れないが、「隠れれいわ票」で思わぬ票を獲得する公算は大であるとみている。

「安倍官邸の誤算と風雲永田城」

 7 月 4 日に選挙の公示があった。この日はアメリカ合衆国の独立記念日だが、同時にネイティブインディアンの敗北という怨念日でもある。人間社会の基本には時の勝敗というのは運というものが必ず存在する。有史以来の人類は殺戮と共生、防衛と攻撃という歴史的事実の連鎖が今日でも続いている。 Win-Win の関係があるということは、敗者同士の関係構築もあるということだ。ギャンブルでも将棋やチェスでも株の売買の勝負事でも、敗者が存在しなければ勝者は存在しない。勝ち組同士が結託することによりその陣営はさらなる欲求を増やしていく。そうすると、敗者連合はさらなる谷底へ追いやられることになる。しかし、いったん、深い崖下でどん底を味わった敗者連合は結束して谷底をよじ登り、勝者連合の壊滅を目指してなりふり構わず、退路を断った覚悟で戦いに望むから、成功する可能性がある。人類はその繰り返しだった。 500 年前に大航海時代という時期があったが、これはアングロサクソン(欧州)文化からの見立てであり、北米・南米・アフリカ・豪州などではすでに独自の文明を築いており、列強の植民地政策が今日の不安定な政局や経済の起因ともなった。イギリスが麻薬を用いて清朝を壊滅した事実は消え去ることはない。列強の真似をして植民地政策を断行してしまった日本の行為も歴史から消えることはない。 1945 年設立の国際連合憲章では、日独伊三国の敵国条項をもうけ、常任理事国の核の所有を認めそれ以外は認めないという荒技にでた。当然新興国では国家の存続と外交的な有利性から核の所有を欲するのは自然の成り行きでもある。だからといって、個人的には核の拡散は認めることはできないが。今の日本の政は、米国の傀儡を招いていて、たとえは悪いが娼婦のように何でも顧客の要望に応じる危険な状況にある。このままでは国は滅びる。原子力政策ひとつとっても、処理済みのプルトニウムの行き場がなく、 5000 発(五十トン)の核弾頭も可能な域になる。だから IAEA は日々監視を怠らないわけだ。日米安保・地位協定・原子力協定をすべて破棄したとき、日本は常任理事国側から一斉攻撃を受けてもおかしくない。日本はアイデンティティを主張し国の存在を主張し続けなければならない。米国偏重のまつりごとは実に危険で、ホルムズ海峡での有志連合に加勢するという愚挙にでたら、イランとの国

『NEXT IMPULSE 2025』

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「2019年参議院選挙の潮流を吟味する」

年金2000万円問題や金融庁の報告書のもみ消し、不公平税制、消費税増税の是非、担当政権の内外における姿勢のあり方、不安を煽る政府官邸のあり方、弱者や困窮者への配慮のなさ、東日本震災や全国の自然災害で非難された方々への救済の粗野など難題続きの状況での参議院改選選挙のまっただ中だが、公職選挙法の抵触しない範囲であえて、公平無私の評論を述べることとする。 2008年のリーマンショック時で、民主党指名選挙で本命のヒラリー候補を破りオバマが立候補することになった。結果は共和党マケインを大差で破り、黒人初の米国大統領となった。上院議員時代は泡沫候補だったが、あれよあれよいう間に大統領になってしまった。幾多の選挙では既存の候補が有利に見えるけれども、時代を反映した世論の動向は大きな影響を与えるものだ。オバマ大統領は「核なき世界」という演説だけでノーベル平和賞を受賞したが、いま考えるとそれは間違った選考と考えるべきだろうと思っている。なぜなら、実績もないのに論文や演説だけで評価すること自体、不自然な気がしたからだ。政治家はやはり実績が大事であり、歴史に残る偉業をなしえてこそその価値に値することは言わずものがなである。オバマ政権二期八年はいささか長過ぎた。世界の指導者的役割が立ち位置の米国の大統領らしからぬ立ち振る舞いで、真偽は不明ながらビン・ラディン殺害のことだけが記憶に残っている。核なき世界を唱えながら、2015年に自国では新たな核開発予算を今後30年で120兆円を組む姿勢は、矛盾に満ちたものとなった。2016年トランプ氏がヒラリー候補を破り、現在に至ってはいるが、民主党も共和党も利害は一致しているので日本としては気にする必要はない。だからといって、日本のトップリーダーが、アイデンティティのない施策をしてもいいと言うわけにはいかない。安倍氏はそこを完全に取り間違えた前例を作ってしまった。個人的な趣味(ゴルフ)と真剣な外交交渉は全く違うものだ。担当政権には日本のリーダーを担う人材がいないというが、実は全くの逆で、いくらでもいることを忘れていけない。以前は小泉信次郎氏を未来の総理候補と期待をしていたが、いまでは保身と組織への帰属意識と初心の忘却が彼の致命的な欠陥と表れている。自民党をぶっ潰すと彼の父は言い放ったが、実は自分の派閥以外はぶっ潰すというレベルでしかなかったことをわ

Behind the story 2020tokyo ending.

足かけ5年の長い連載でしたが、360枚相当の原稿量になりました。(約143,000字) 推敲と加筆・訂正後、折を見て公開いたします。 主な内容は以下の通りです。 ★ <タイトル> Behind the Story 2020tokyo「はい、こちら2020東京五輪」 <目次> ■第一章 「透明慕情(プロローグ)」(2015) その一~その四 ■第二章 「2020東京オリンピック開催決定」 その一~その七 ■第三章 「1940-2020 歴史は繰り返す」 その一~その八 ■第四章 「雨降って地固まる」(2016 ) その一~その四 ■第五章 「新たな始まり」 その一~その九 ■第六章 「女性新都知事誕生」 その一~その五 ■第七章 「豊洲・五輪・利権トライアングル」 その一~その六 ■第八章 「新たなる未知へ」(2017) その一~その六 ■第九章 「風雲急ニッポン」 その一~その五 ■第十章 「パリ、そしてロスアンゼルス」 その一~その五 ■第十一章 「2018年への期待」(2018) その一~その七 ■第十二章 「2020の難問と課題」 その一~その五 ■第十三章 「試金石の日本のスポーツ精神」 その一~その七 ■第十四章 「混迷のオリンピック前夜」(2019) その一~その八 ■第十五章 「不透明な未来」 その一~その四 ■第十六章 「令和時代の未来図」(最終章) その一~その六 <登場人物> ・中山正輝 ・妻:恵理子(野猿系) ・長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋君(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋君の妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋君の娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・後輩:安藤(アートディレクター:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座の若旦那衆他 ・ 霞ヶ関官僚、国会議員、世界の要人他

Knobody Knows a new Global leader by Japanese

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haha wa shobushi

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The Moyurupen! Blogger Pv ranking

https://moyurupen.blogspot.com ●アメリカ合衆国 797 ●日本 626 ●ウクライナ 192 ●ロシア 173 ●ドイツ 163 ●不明な地域 113 ●ポルトガル 110 ●フランス 60 ●カナダ 52 ●スペイン 36 ※不明な地域の特定は不可でした。

「多重債務からの生還に成功するために」I'll Beback作戦

 ここでは、知人の実際にあった教訓を元に書いてはいるけれども、人ごとではない気がする。政府が認めているように老後で2000万円が足りないとなれば、人は誰でも考えることは同じで、老体に鞭を打って稼ぎに出るか、さもなくば誰からか不足分のお金を借りる状況に追いこまれる。多重債務で壁にぶち当たっている方、自己破産予備群の方、これから自己債務が増えて行く方、自己破産・民事再生・債務整理について法的な手続きをする前に体験者に相談されたい方、借金でどうしようもなくなった方、など債務保持の前の自分に生還するための羅針盤となり、そして今後解決して行かれる方達のためになにかお役に立てないかという主旨で綴ります。借金苦から抜け出すには、いろいろな方法があるけれども、借金のために何度も金融機関から自転車操業で借りていくのは、全くの論外でそれまでの債務が減るどころか、ますます借財額が増え続けることになる。競馬やパチンコ・競艇・競輪・バカラなどのギャンブルで一山当てて返済しようとするのも論外。知人や親戚・勤務先からの無心も同じこと。  つまり、どうやって、自己責任で誠意を持って努力して返済していくのが可能なのか考えなくてはならない。法的な手続きなしで、個人が返済できるのは、おそらく100万円くらいまでだろう。だから、公的な計らいで救済してくれる法律があるのだろう。借金して返済できないから安易に、自己破産・民事再生・債務整理の手続きをするのは問題。返済のメドを立てられる状況を構築しながら、どうしても現時点では自己破産やむなしということなら、まず信用出来る司法書士事務所に相談すること。最初から弁護士事務所はお奨めできない。おそらく自己破産を薦められることでしょう。なぜなら自己破産の法廷手数料は高く、彼らの食い扶持であるからだ。  多重債務に陥った場合、まずしなければならないのは、借りた金融機関への事前連絡と窮状の深刻さを涙ながらに手紙を出しておく。口頭だけでは、言った言わないという事にならないためにも、文書としてはっきり相手に示しておくべきだろう。事情を詳しく伝えて返済のリスケジュール案を提出する。そうすると、相手の担当者は同情心が生まれ、与えられた権限のなかで進めようとする。返せなくなった段階で唐突に言っても向こうは相手にしてくれない可能性はある。誠意をもって、頑張って返済していく姿勢はもた

Behind the story 2020tokyo-16-5

■「初めて読まれる方へ」■ ・・・・・・小学生時代からの幼なじみである船橋君とは、偶然にも中堅の広告代理店の同期入社となる。その15年後、船橋君の長女みどり君は名門のプロテスタントの中高一貫校の学生になり、彼女は深田恭子似の絶世の美女に育っていた。僕は美大で油彩を学び、船橋君は六大学の商学部で学んだ。みどり君と僕はピュアな慕情関係となってしまった。僕の娘千鶴もみどり君の学校で一緒だが仲は余り良くない。それから数年後、2020夏季五輪の開催が東京に決定。すでに都庁に就職していたみどり君は五輪準備委員会のメンバーとなった。だが、東京に決定したとは言え、問題が次から次と津波のように押し寄せる。2020東京は本当に大丈夫なのだろうかと、この目で追い続けるのは、時代の証言者としての責務でもある。開催までの出来事とフィクションでのエンターテインメント性を織り交ぜながら話を進めていきます。・:・・・・ ★目次・進捗状況★ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) <2015年~20208月の開催日まで継続予定です> ■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四 ■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六 ■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八 ■[2016」第四章から第七章 ■[2017」第八章から第十章 ■[2018」第十一章から第十三章 ■[2019」第十四章から第十七章(進行中) ■[2020」第十八章から第二十章(予定) <登場人物> ・僕:中山正輝 ・僕の妻:恵理子(野猿系) ・僕の長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座の若旦那衆他 ・霞ヶ関

「2019年参議院(または同日衆議院)選挙後の風景を読む」

 イージス・アショア騒動、、日米貿易交渉で農村部の崩壊、年金2000万円不足問題の三大案件が、自公政権の足下を揺らしている。12年前の年金消失問題で第一次安倍政権は崩壊したが、今回も当時の状況に酷似している。特に今回は年金に関する問題が争点になるだろうが消費税云々は焦点にならない。なぜなら世論が消費税増税に対して否定的になっており、増税延期への期待は織り込み済みになっているからだ。一時は参議院は黙っていても十分勝利すると自民の単独予測があったが、いまは暗雲が立ちこめている。安倍総理が衆議院を突如解散する可能性は十分にある。彼はこれまでに同日選をやらないことを公言はしてはいる。実際の彼の胸の内では、支持率があるいまのうちにやっておけば、衆議院や参議院では大幅議席減はあるが、過半数は議席を確保でき。だからあと四年は政権担当は安泰ということだ。総理総裁分離論を展開してさらなる自己都合の総理の在任期間を目論んでいる。官邸への忖度で厚生労働省が参議員選挙(または同日選)後に年金の健康診断を発表し、年金の支給開始を遅くさせ、現役世代への負担を増やす方向に傾いていくはずだ。社会保障への国民負担にさらなる周知を徹底させていくものと見られる。まさに詐欺まがいの政権ということになる。有権者はこのことを忘れてはいけない。普段はあまり投票所に足を運ばない有権者はもっと怒りを表してほしい。棄権はするが批判したり、デモには参加するでは民主主義で主権在民の権利を主張する資格はあるだろうか。2019年の選挙では自民党支持者からのお仕置きは相当きついものになると見ている。人は権力を握り議席を与え過ぎると誰でも自分を見失いやすくなるものだ。かつての民主党政権もそうだった。今の自公政権の場合だと、政治に関心がない若い世代や中高年が将来いつの間にか年金が支払われないという不足の事態は覚悟しておいたほうがいい。それくらいの深刻性は認識しておかなければならないだろう。今回投票所に足を運ぶ人たちは、有権者のほとんどが、官邸に都合の悪い(金融庁のワーキンググループが記したもの)が削除されていたということを知っている。中高年層にとっては年金の給付低下は、死活問題となっている。若い世代は人生設計の見直しに迫られる。世論調査によれば、60歳の平均貯蓄額が2700万円だといわれいるが、例えば9人が貯蓄ゼロ、一人が2億7千

Nobody Knows a new Global leader

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Nobody knows global leader 2019

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[MITSURU OKAZAKI ] 2019 S/S

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The time of the global leader absence.

They seem to be having trouble in the Government party to find advantage by the House of Councillors reelection in 2019 by the Japanese political world. Dismissal of the House of Representatives is also simultaneous, if, there is also advertisement I say, but in short political power will be said to be whether the guarantee which maintains the stable number of seats is obtained the second, Abe. It's said that they carry consumption tax tax increase in October out, but these presence in tax increase Encho and cabinet support rate will be a point of dismissal of personal circumstances. When an Upper House election steps on the survey result functioning profitably and does the House of Representatives dismissal by an original investigation of LDP, it's predicted that the number of seats of 2/3 decreases, and it's said that they don't do the Upper and Lower Houses election on the same day for the moment, and they seem to be adjusting it, but seat decrease of the Government

Behind the story 2020tokyo-16-4

■「初めて読まれる方へ」■ ・・・・・・小学生時代からの幼なじみである船橋君とは、偶然にも中堅の広告代理店の同期入社となる。その15年後、船橋君の長女みどり君は名門のプロテスタントの中高一貫校の学生になり、彼女は深田恭子似の絶世の美女に育っていた。僕は美大で油彩を学び、船橋君は六大学の商学部で学んだ。みどり君と僕はピュアな慕情関係となってしまった。僕の娘千鶴もみどり君の学校で一緒だが仲は余り良くない。それから数年後、2020夏季五輪の開催が東京に決定。すでに都庁に就職していたみどり君は五輪準備委員会のメンバーとなった。だが、東京に決定したとは言え、問題が次から次と津波のように押し寄せる。2020東京は本当に大丈夫なのだろうかと、この目で追い続けるのは、時代の証言者としての責務でもある。開催までの出来事とフィクションでのエンターテインメント性を織り交ぜながら話を進めていきます。・:・・・・ ★目次・進捗状況★ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) <2015年~20208月の開催日まで継続予定です> ■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四 ■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六 ■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八 ■[2016」第四章から第七章 ■[2017」第八章から第十章 ■[2018」第十一章から第十三章 ■[2019」第十四章から第十七章(進行中) ■[2020」第十八章から第二十章(予定) <登場人物> ・僕:中山正輝 ・僕の妻:恵理子(野猿系) ・僕の長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座の若旦那衆他 ・霞ヶ関

「リーダー不在の受難の世紀」

 日本の政界では、2019年の参議院改選での有利性を見いだすべく与党内で揉めているようだ。衆議院の解散も同時にというふれこみもあるが、要は安倍第二次政権が安定的な議席数を維持する保証が得られるかどうかということだろう。10月の消費税増税は断行するといわれてはいるが、この増税延長の有無と内閣支持率が自己都合解散のキーポイントとなる。自民党の独自調査では参議院選挙は有利に働いているという調査結果を踏み、衆議院解散をすれば、三分の二の議席数が減ると予測しており、衆参同日選はいまのところ、行わないということで調整をしているようだが、与党の議席減は時間の問題で、むしろ、同日選はやらないほうが野党には有利に働きそうだという見方はいささか甘すぎる。国民の世論は官邸主導の政には懐疑的な見方をしていることに与党側は気づいていないようでもある。個人的な見方だが、結論を先に述べてみる。おそらくメディアでは同日選は行われないと横一線で報道をしているが、官邸では抜き打ち解散を画策しているのではないかと思っている。その根拠は、1)自民党の独自調査では参議院だけでも勝利すると目論んではいるが蓋を開けてみないとなんともいえない不安感があるということ。2)景気動向が下降気味で世界経済の見通しも暗いこと。3)消費税を予定通り行うといってはいるが延長論もかなりある。4)2000万円年金不足問題と金融庁の公式報告書を財務大臣が受け取り拒絶し、年金財政の隠蔽体質が明るみになり、参議院と衆議院の同日選を内閣支持率があるうちに断行すれば、消費税増税後の不況があっても4年の政権維持が保てる。5)仮に衆参で議席を減らしても過半数の議席を保てれば、安倍首相の任期がさらに伸びる。そうすれば総理総裁分離論は実現するかもしれない、ということだ。与党が予算員会審議拒否中に安倍首相は官邸で芸人と一時を楽しむという行為は許されることなのだろうか。与党側が火消しに躍起になっている光景は国民には滑稽に写る。麻生財務大臣が2000万円不足の報告書を拒絶するのは理にかなっているのだろうか。それは否である。参議院選挙を前にして不都合な真実が明るみに出れば大きく影響するからなのか。12年前の年金消失問題は未だに収束していない。年金問題は有権者にとっては死活問題でありナーバスにならざるを得ない。解散は首相の専権事項というのは国民にとっては迷惑

Behind the story 2020tokyo-16-3

第十六章~ ■「初めて読まれる方へ」■ ・・・・・・小学生時代からの幼なじみである船橋君とは、偶然にも中堅の広告代理店の同期入社となる。その15年後、船橋君の長女みどり君は名門のプロテスタントの中高一貫校の学生になり、彼女は深田恭子似の絶世の美女に育っていた。僕は美大で油彩を学び、船橋君は六大学の商学部で学んだ。みどり君と僕はピュアな慕情関係となってしまった。僕の娘千鶴もみどり君の学校で一緒だが仲は余り良くない。それから数年後、2020夏季五輪の開催が東京に決定。すでに都庁に就職していたみどり君は五輪準備委員会のメンバーとなった。だが、東京に決定したとは言え、問題が次から次と津波のように押し寄せる。2020東京は本当に大丈夫なのだろうかと、この目で追い続けるのは、時代の証言者としての責務でもある。開催までの出来事とフィクションでのエンターテインメント性を織り交ぜながら話を進めていきます。・:・・・・ ★目次・進捗状況★ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) <2015年~20208月の開催日まで継続予定です> ■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四 ■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六 ■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八 ■[2016」第四章から第七章 ■[2017」第八章から第十章 ■[2018」第十一章から第十三章 ■[2019」第十四章から第十七章(進行中) ■[2020」第十八章から第二十章(予定) <登場人物> ・僕:中山正輝 ・僕の妻:恵理子(野猿系) ・僕の長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座

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第十六章~ ■「初めて読まれる方へ」■ ・・・・・・小学生時代からの幼なじみである船橋君とは、偶然にも中堅の広告代理店の同期入社となる。その15年後、船橋君の長女みどり君は名門のプロテスタントの中高一貫校の学生になり、彼女は深田恭子似の絶世の美女に育っていた。僕は美大で油彩を学び、船橋君は六大学の商学部で学んだ。みどり君と僕はピュアな慕情関係となってしまった。僕の娘千鶴もみどり君の学校で一緒だが仲は余り良くない。それから数年後、2020夏季五輪の開催が東京に決定。すでに都庁に就職していたみどり君は五輪準備委員会のメンバーとなった。だが、東京に決定したとは言え、問題が次から次と津波のように押し寄せる。2020東京は本当に大丈夫なのだろうかと、この目で追い続けるのは、時代の証言者としての責務でもある。開催までの出来事とフィクションでのエンターテインメント性を織り交ぜながら話を進めていきます。・:・・・・ ★目次・進捗状況★ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) <2015年~20208月の開催日まで継続予定です> ■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四 ■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六 ■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八 ■[2016」第四章から第七章 ■[2017」第八章から第十章 ■[2018」第十一章から第十三章 ■[2019」第十四章から第十七章(進行中) ■[2020」第十八章から第二十章(予定) <登場人物> ・僕:中山正輝 ・僕の妻:恵理子(野猿系) ・僕の長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座の

2019白い巨塔

この二十年間、日本ではテレビドラマの質がどんどん落ちているのを感じている人はかなり多いと思う。役者、とりわけ銀幕スターがすっかりいなくなってしまったのだから仕方がないのだが。昔デビューした俳優から若い世代へのバトンタッチもままならない。若手の俳優が育んでいく環境にも問題があるのだろうか。テレビドラマで話題作なると、山崎豊子の「白い巨塔」となるが、令和時代で初めてのリメイクドラマで財前役に岡田准一さんが抜擢された。テレビ朝日開局60周年記念スペシャルドラマシリーズ、2019年版「白い巨塔」が始まった。田宮二郎が31回、唐沢寿明が21回、岡田准一が5回と放映回数が異なるが、視聴率の視点からは唐沢・江口コンビがダントツで、最高瞬間視聴率が関西で40%近くまでいったというモンスタードラマだった。確か2003年のフジテレビの開局記念だが、今回の岡田財前のドラマを観て、個人的には唐沢財前がまた観たくなった。唐沢財前は田宮財前の最終回の視聴率31.4%を抜く32.1%だった。この記録は当分抜かれることはないだろう。原作者の山崎豊子は唐沢の主役に疑問を持っていたが、クランクインの前に会食をした際に面白い人と気に入られ、OKが出された。最終回撮影収録後はとても彼に感心したという。現場の撮影シーンでは実際の外科医が数名いて細かな手術の手先の使い方や身振り手振りまで容赦なく指摘し何度も何度もNGを出されたらしい。唐沢は役柄に相当苦労したようだ。今回は岡田ファンも数多くいるだろうから批判めいたことは言わないが、視聴者はだいたい同じような目で見ているに違いない。見た目気になる点があったので申し上げておくと、1)身の丈:田宮二郎の身長は180㎝、唐沢寿明は175cm、岡田准一は165㎝(169?)と背が違い過ぎる。総回診のシーンでは靴底を上げて背を高く見せておいたほうが良かったか。2)今回は放映回数5回では短すぎる。確かに第二回目での教授選は早すぎる。3)ミスキャストが多い。4)心理的な駆け引きと手術シーンの緊迫感が薄い。5)音楽が今風かもしれないがもっと重みのあるものがいい。。。6)没頭のシーンで小林さんがスピーチを行うがあの不可思議なメイクの意味するところは?7)物語の展開が飛び過ぎていて、出演者の性格が伝わってこない。8)豪華キャストには違いないらしいが、ドラマを見ていると壮観な風景と深

Strategy of the Anglo-saxon who toys with peace.

  Jewish Palestine settle is from the time when "HAVARA agreement" with the Nazis political power was concluded, but only a rich Jew seems to have been possible (There were 250,000 650,000 people by the foundation time after the war in the prewar days, too.) A poor Jew was left. And postwar Israel, after it's founded, tragedy starts. The future eternity wouldn't stop for history of the disturbance from the time of Old Testament. It isn't seen with a following crusade from time of the Roman Empire at the end of Islam's war. Unless a chain of hate is cut off even if it's taken by posterity over, peace never comes. Embassy relocation to Jerusalem means acceleration to the world last war. Libya transfers the nuclear relation to USA, and is crushed by USA after all. I'm certain that North Korea will negotiate while being based on that. Success of U.S.-North Korea summit meeting will be where to put a point of compromise. Anglo-saxons don't like it pers

I hope REIWA AREA will be peace world!

 The name of an era of Japan was reiwa from May 1, 2019. Of new Miki of His Majesty the Emperor empress and Japan, it'll be that what happens or we who live this time now have to learn by trial and error, walk and go, and that it'll be now. It was 10 consecutive holidays this year by a special case, but weren't duties as usual and the place where you take days off most except for certain enterprise and industry? Even when commuting at home in the station the other day, students were crowded and think it's common people's actual feeling that there are no extra funds which have a good sweat by club activities and use it for a vacation. A government make people investigate a street corner watcher of business trends in an official residence by part time nonregular employee, that, and, it's the reason made food for thought of a business barometer, but it's doubtful whether this is the right numerical value. Maybe the business deterioration index of 6 years after

Welcome to REIWA AREA of Japan

 2019年5月1日から日本の元号が令和になった。新しい天皇陛下皇后の未来と日本のこれからはどうなるのか、いまこの時代に生きる私たちは試行錯誤して歩んで行かなければならなくなるのだろう。今年は特例で10連休にはなったが、一部の企業や業界を除いては、いつも通りの勤務や休みを取るところがほとんどだったのではないだろうか。この間、駅のホームでは通勤時でも混んでいたし、学生たちは部活で汗を流し、休暇に使う余分な資金がないというのが庶民の実感だとおもう。官邸の景気動向街角ウォッチャーは政府が民間に嘱託で調査させ、それをもとに景気指数の判断材料にするわけだが、これとて正しい数値になっているかは怪しいものだ。6年ぶりの景気悪化指数が顕著になっているようだが、そういうことを言われなくても、ここ二十年間は可処分所得が減り続けている現状は見逃すことはできない。緩やかな景気の回復は実は下降の事実を隠ぺいしたかのように見える。政府が統計不正に身を乗り出さなければならなくなるほど、日本はひどい経済状況なのかもしれない。いま、米中の貿易戦争の様相を呈しているが、双方の激しい応酬にマスメディアは右往左往しているようだが、実は、水面下ではうまくいっているという憶測は排除できないでいる。トランプ大統領の背中にはキッシンジャー氏が構えており、米中の思惑は深いところにある。米国の自国優先主義は世界経済や軍事バランスに悪影響を及ぼすのは動かしがたいものだが、現在の地球文明での真のリーダーがいないという事実は、今後の混とんとする世界の行く末をより複雑にしていくことになるだろう。  日本の国会議員が北方領土問題に関してのあるまじき発言が世界からの批判をよんでいる。今の国際連合は第二次大戦時での連合国側の論理で成り立っており、旧敵国条項がいまだに存在し削除されずにいるが、日本やドイツやイタリアの各国は、米国・ロシア・イギリス・フランス・中国の常任理事国の判断により、危険な存在とみなされればいつでも壊滅攻撃を許されるという国際連合の位置づけをを認識したうえで、日本の政に携わる者は慎重な発言をしなければならない。これは、安倍総理にも改めて進言しておきたい。  戦後75年にもなるのに、日本はいまだ制空権を米軍に握られており、トランプ大統領が専用機で横田基地に身勝手に離着陸できるという現実も直視しておくべきだろう。

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第十六章~ ■「初めて読まれる方へ」■ ・・・・・・小学生時代からの幼なじみである船橋君とは、偶然にも中堅の広告代理店の同期入社となる。その15年後、船橋君の長女みどり君は名門のプロテスタントの中高一貫校の学生になり、彼女は深田恭子似の絶世の美女に育っていた。僕は美大で油彩を学び、船橋君は六大学の商学部で学んだ。みどり君と僕はピュアな慕情関係となってしまった。僕の娘千鶴もみどり君の学校で一緒だが仲は余り良くない。それから数年後、2020夏季五輪の開催が東京に決定。すでに都庁に就職していたみどり君は五輪準備委員会のメンバーとなった。だが、東京に決定したとは言え、問題が次から次と津波のように押し寄せる。2020東京は本当に大丈夫なのだろうかと、この目で追い続けるのは、時代の証言者としての責務でもある。開催までの出来事とフィクションでのエンターテインメント性を織り交ぜながら話を進めていきます。・:・・・・ ★目次・進捗状況★ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) <2015年~20208月の開催日まで継続予定です> ■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四 ■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六 ■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八 ■[2016」第四章から第七章 ■[2017」第八章から第十章 ■[2018」第十一章から第十三章 ■[2019」第十四章から第十七章(進行中) ■[2020」第十八章から第二十章(予定) <登場人物> ・僕:中山正輝 ・僕の妻:恵理子(野猿系) ・僕の長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座の

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第十五章~ ■「初めて読まれる方へ」■ ・・・・・・小学生時代からの幼なじみである船橋君とは、偶然にも中堅の広告代理店の同期入社となる。その15年後、船橋君の長女みどり君は名門のプロテスタントの中高一貫校の学生になり、彼女は深田恭子似の絶世の美女に育っていた。僕は美大で油彩を学び、船橋君は六大学の商学部で学んだ。みどり君と僕はピュアな慕情関係となってしまった。僕の娘千鶴もみどり君の学校で一緒だが仲は余り良くない。それから数年後、2020夏季五輪の開催が東京に決定。すでに都庁に就職していたみどり君は五輪準備委員会のメンバーとなった。だが、東京に決定したとは言え、問題が次から次と津波のように押し寄せる。2020東京は本当に大丈夫なのだろうかと、この目で追い続けるのは、時代の証言者としての責務でもある。開催までの出来事とフィクションでのエンターテインメント性を織り交ぜながら話を進めていきます。・:・・・・ ★目次・進捗状況★ 「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo) <2015年~20208月の開催日まで継続予定です> ■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四 ■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六 ■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八 ■[2016」第四章から第七章 ■[2017」第八章から第十章 ■[2018」第十一章から第十三章 ■[2019」第十四章から第十六章(進行中) ■[2020」第十七章から第二十章(予定) <登場人物> ・僕:中山正輝 ・僕の妻:恵理子(野猿系) ・僕の長女:千鶴(野猿系) ・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長) ・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>) ・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君 ・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ) ・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。 ・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家) ・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父) ・銀座の