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Showing posts from November, 2020

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0021

THE NEW HISTORY EYES Presented by hirotsugu nishina   Vol.0021… 「新型コロナウイルス COVID-19 は新ファクター X で克服せよ」   全世界での新型コロナウイルスの感染者数が 100,000,000 (一億)人に限りなく近づいている。死亡者も 1,500,000 人に迫る勢いだが、ウイルスの突然変異や変化を見ながらの各製薬会社や大学のワクチン開発競争は熾烈を極めている。ワクチンの投与の効果を少ない人数での治験結果がでたからといって手放しでは喜べない。緊急を要する医療従事者や重篤患者への投与ではその効果は未知数だ。接種はやってみないとわからないが、副作用があって亡くなってもワクチン提供側への損害訴訟や刑事責任はない模様だ。数万年前に絶滅したネアンデルタール人種(後継人種はクロマニヨン人)系の遺伝子を持つ末裔の開発したワクチンがモンゴロイド系の遺伝子を持つ末裔に果たして有効なのかも未知数だが、ワクチン開発で遅れを取る日本が他国の完成したワクチンのおこぼれを貰おうとして効果がなくても文句は言えない。日本が自国民の生命を守るためワクチン輸入に膨大な国家予算を費やすことに反対するわけではないが、日々の感染状況に指を加えながら、医療崩壊の逼迫や感染の歯止めを施すために時短営業やテレワークや不要不急の外出規制などにビクビクしてばかりではいられない。コロナウイルスの終息までにはおそらく何年も何十年も続くだろうとみている。いや何百年も続く可能性もある。ペストの大流行は 6 世紀ごろから 20 世紀のオスマン帝国滅亡まで三回あった。一番パンデミックスの規模が大きかったのは 14 世紀から 17 世紀で、当時世界の人口が 5 億人ほどのところで感染での死者が 8500 万人。地中海付近においては約人口の半数が犠牲者になった。スペイン風邪は第一次大戦下で米国の兵士から発生し、全世界で 5000 万人にものぼる死者がでた。当時 5500 万人の人口だった日本では 39 万人が亡くなった。季節風のインフルエンザウイルスによる死者は毎年平均で約 3000 人。今回の新型コロナウイルスに関連する死者は今のところ約 2000 人だとすると、穿った見方をすれば、日々切羽詰まった勢いで報道をするマスメディアの対応には見直しが必要だと

Vol.0020… "Power map of the Japanese sumo industry two years later"

  THE NEW HISTORY EYES Presented by hirotsugu nishina   Vol.0020… "Power map of the Japanese sumo industry two years later"   OHZEKI's TAKAKEISHO won the grand sumo tournament in November 2020 for the first time in two years. New heroes have begun to appear in sumo wrestling. At HEISEI AREA, the activities of Mongolian wrestlers were remarkable. The top classes such as HAKUHO, KAKURYU, ASASHORYU, and HARUMAFUJI have become the sign of Japanese sumo wrestling, and Japanese wrestlers have been content with their side roles, but recently the expected wrestlers of the Japanese have become more prominent. There are many wrestlers who once went up to the top of the Makuuchi, but were injured and lowered the class to MAKUSHITA or lower, and made efforts to crawl up again and return. It is worthy of respect for TERUNOFUJI, RYUDEN, and CHIYONO KUNI who have seen hell in the rigor of the game. NAYA, the grandson of TAHIO, will be in the long-awaited SEKITORI class in the

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0020

  THE NEW HISTORY EYES Presented by hirotsugu nishina   Vol.0020… 「二年後の角界の勢力図」   2020 年 11 月場所が千秋楽を迎え大関の貴景勝が二年ぶりの優勝を飾った。大相撲には新たなヒーローが出始めている。平成時代はモンゴル出身の活躍が顕著だった。白鵬や鶴竜、朝青龍、日馬富士などの横綱が角界の看板になり、日本人力士は脇役に甘んじてきたが、このところ期待される力士が目立つ様になってきた。一度は幕内の上位にいながら怪我で幕下以下まで番付を下げ、努力して再び這い上がって戻ってきた力士も数多くいる。勝負の厳しさで地獄を見てきた照ノ富士、竜電、千代の国には尊敬に値する。大鵬の孫にあたる納谷は 11 月場所では幕下筆頭で 6 勝 1 敗なので初場所では新十両で待望の関取になる。朝青龍の甥に当たる豊昇龍は下位番付で 7 勝 8 敗の負け越しなので、次の場所では幕内に残れるかは微妙だ。この両者は近い将来綱を張っているかも知れない。貴景勝は本割で照ノ富士に負け、決定戦で賞杯を物にしたが、来場場所は横綱・大関陣を蹴散らす良い内容で優勝できたらという条件で、横綱に推挙される可能性はある。しかし体が小さく押し相撲一途なので、意識しすぎて初日から負けがこむと難しい。あと一年は様子を見たほうがいいかもしれない。照ノ富士は優勝または準優勝で大関の地位に戻れる。白鵬、鶴竜はいつ引退するか分からないが来年が潮時だろう。横綱になれる期待が大きい朝乃山はこのところ伸び悩んでいるし、正代の今後には期待は出来るがまだ荒削りで横綱・大関陣がフルに揃った時での活躍は未知数だ。両大関とも来場所はカド番で一番一番必死に攻めてくる。来場所は貴景勝にとっては試練の場所となる。御嶽海は体に恵まれた実力者だが、それに頼りすぎてメンタルで少しは弱いところがある。欲を出して本気になれば横綱も夢ではないのだが、再起に期待する。身長 191 センチ、体重 150 キロ台という琴勝峰が赤丸急上昇という評判だ。個人的には大物感があって頼もしく感じる。まだ 21 歳なので和製白鵬という道を歩むかも知れない。若貴景は体が小さいのだが地力があり大きな相手でも真っ向勝負という根性が素晴らしい。今後は琴勝峰とともに上に行ける器と見ている。琴ノ若は豊昇龍

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0019

  THE NEW HISTORY EYES Presented by hirotsugu nishina   Vol.0019… 「 COVIC-19 のワクチン開発と交差免疫、五輪開催中止への布石」   2020 年 11 月の中旬になっても新型コロナウイルスの感染拡大に拍車がかかっている。このまま行けばあと半年ほどで感染者数は全世界で 1 億人規模となる。米国では 1 日だけで 20 万人以上、死者も怖しいほどの勢いで増えている。そんな中、 IOC のバッハ会長らが完璧な医療用マスク姿で訪日した。 2021 年の東京五輪はコロナ感染が衰えなくても実施するという報道を目にしたが、アスリートの病気や健康管理について話し合う国際会議が 2021 年の 2 月に行われる予定が 11 月に先延ばしされた。と言うことは、五輪の後に行うことになる。参加するアスリートにとっては、五輪前に IOC の重要会議が行われることが必須の条件だが、これは反故されたことになる。バッハ会長は迷走の二枚舌戦略で、開催国には腫れ物には触れない感覚なのかもしれない。 IOC への最大のスポンサーである米国はコロナ禍で五輪参加どころではないはずだ。報道では新型コロナウイルスのワクチン開発がさも順調に進んでいるというが、まだまだ治験では初期段階で、日ごと変異するウイルスへの接種有効期間は全くの未知数だ。ウイルスがどんどん変異すれば、それへの対応も大変だ。基本的にはワクチンが無事開発され、世界中で安全に接種されるのには、 4.5 年はかかると言われているので、製薬会社への過度な投資や期待は禁物と言うほかはない。日本ではワクチン開発では最後方に有り、外国からのおこぼれを貰うという屈辱に甘んじている。誠に残念だ。中世でのペスト流行は終息まで数十年を要し、今人類は如何に菌やウイルスとの戦いで忍耐が必要か覚悟をすべきだと思う。人命の犠牲を伴う危険な五輪開催はするべきではないし、商業主義に偏った IOC のあり方にも再編や問題提起も積極的にやらなければならない時期に来ているといえる。 感染拡大のファクター X として、交差免疫という言葉が出回っている。例えば、マスクを常時付けていても少しずつ弱く体内に感染するが、体の中で抗体がその都度蓄積され、感染しても無症状になるか重症化しにくくなり免

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0018

THE NEW HISTORY EYES Presented by hirotsugu nishina   Vol.0018 …「ドナルド・トランプの戦略と U.S.A. の未来」   2020 年の米国大統領選挙が終わった。 11 月 14 日現在、全州での選挙人獲得数が決まった。バイデン候補が 306 人( 7633 万票)、トランプ候補が 232 人( 7143 万票)だが、トランプ氏は前回を 800 万票上回ると言うが、バイデン氏は前回のヒラリー・クリントン候補の時よりも 1000 万票を上回るので、今回は反トランプ票が雌雄を決した形になった。日本のマスメディアはトランプ大統領の抵抗などで 2021 年での次期政権への課題ばかりを報じるばかりだが、その裏では、米国と中国の以前からの経済連携の充実化が図られている。キッシンジャー氏は少なくてもこれまで 80 回くらい中国要人との会談をしている。 2018 年の中間選挙後では習近平氏と会談を行っていることはあまり知られていない。トランプ氏は共和党の重鎮であるキッシンジャー氏には頭が上がらない。米国の大統領職は企業では社長にあたり、その上に国際コンサルタント会社(キッシンジャー・アソシエイツ)なるものが存在する。そのトップがヘンリー・キッシンジャーなのだ。 トランプ大統領とはいえ、彼らのひとつの駒に過ぎない。ゴルフ中でも連絡はあるはずだ。選挙後は法廷闘争で引き延ばし、下院議会での採決でも大統領になれる裏技を狙っているようだが、共和党が強いペンシルベニアの州会議でも選挙結果については介入しない模様だ。他の州でもそれに追随する公算が強い。その戦略は頓挫する。たとえそれで大統領になっても世論は許さないはずだ。三権分立の機能がしっかりしていながら、法の抜け道があり正義の道も閉ざされる法律が、未だに民主主義の総本山で存在しているのはなんとも残念だ。そういう意味では法のあり方については後進国とたいして変わらない見方をされても仕方があるまい。トランプ氏は一般人になれば、数々の刑事訴追が待っている。多額の借入金もあり、脱税疑惑や地位を利用した利益誘導、ロシア疑惑などもある。 考えられる大きな可能性、その第一としては、トランプ氏の自作自演での自己恩赦だ。トランプ大統領が電撃辞任をし、自分自身が自分を恩赦する。バイデン氏はトランプ氏へ

Vol.0018… "Donald Trump's Strategy and the Future of the United States"

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  THE NEW HISTORY EYES Presented by hirotsugu nishina   Vol.0018… "Donald Trump's Strategy and the Future of the United States" The 2020 US presidential election is over. The Japanese mass media has only reported concerns about the next administration in 2021 due to resistance such as dissatisfaction with President Donald Trump's postal voting results, but behind the scenes, the enhancement of the long-standing economic cooperation between the United States and China Is being planned. Henry Kissinger has met with Chinese dignitaries at least 80 times so far. In after US mid-term elections of 2018 that it held talks with Xi Jinping Jintao it is not well known. Donald Trump can't stand up to Republican tycoon Henry Kissinger. The presidential position in the United States is the president of a company, and on top of that, there is an international consulting company (Kissinger Associates). The top is Henry Kissinger. Even President Donald Trump is just one piece of

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0017

  THE NEW HISTORY EYES Presented by hirotsugu nishina   Vol.0017… 「 2020 米国大統領選挙 & 上院・下院改選結果予測」   バイデン氏= 306 人、トランプ氏 232 人。 下院(総議席 435 )=民主党過半数維持、 上院(総議席 100 )=民主党 48 、共和党 48(4 議席は 2021 年に再投票)、 50 対 50 の場合は副大統領が最終採決の権利。 バイデン氏がペンシルベニア州、 ジョージア州(僅差なので再集計)で逆転、 アリゾナ州、ネバダ州でリード。 どこまでその票差を拡げられるかが今後の焦点となる。 総選挙人 538 人のうち、 バイデン氏が 306 人を獲得、 トランプ氏は 232 人。 よって、 まだ確定ではないがバイデン氏の勝利の可能性が高くなった。 次期政権移行チームの発足を HP で立ち上げ、 勝利宣言をするものと見られる。 ドナルド・トランプ氏の敗北宣言はなく、 最高裁への提訴に持ちこむ戦略のようだが、 勝敗の事実を覆すことは、 いくら最高裁であっても不可能だ。 僅差の再集計でもおそらくヒューマンエラーでは、 100 単位の誤差があるとしても、 開票の大勢には影響はない。 0.5 ポイント以下なら再集計のだが、 ペンシルベニアはそれを超える勢いにある。 良識と世論、世界からの関心度から見れば、 保守色の強い連邦最高裁でも トランプ氏寄りの裁定は出来ないだろう。 選挙で敗北してでも、大統領にれる抜け道があるようだが、 後進国並みの知的行動様式を持つ様な人物を、 大統領にした責任は他ならぬ有権者にある。 今後は実業界からの直接の政治参画は、 当然制限される法律ができるかもしれない。 世界の人々は良識ある米国の存在にあることは、 バイデン氏には充分分かっているはずだ。 ____________________ ※2016 年の米国大統領選挙では ドナルド・トランプの当選を数ヶ月前に予測し、 2020 年東京五輪の中止をいち早く予測し、 2020 年米国大統領選挙ではバイデン氏勝利を予測。 Nishina Hirotsugu は Moyurupen Gate の