THE NEW HISTORY EYES...Vol.0021
THE NEW HISTORY EYES Presented by hirotsugu nishina Vol.0021… 「新型コロナウイルス COVID-19 は新ファクター X で克服せよ」 全世界での新型コロナウイルスの感染者数が 100,000,000 (一億)人に限りなく近づいている。死亡者も 1,500,000 人に迫る勢いだが、ウイルスの突然変異や変化を見ながらの各製薬会社や大学のワクチン開発競争は熾烈を極めている。ワクチンの投与の効果を少ない人数での治験結果がでたからといって手放しでは喜べない。緊急を要する医療従事者や重篤患者への投与ではその効果は未知数だ。接種はやってみないとわからないが、副作用があって亡くなってもワクチン提供側への損害訴訟や刑事責任はない模様だ。数万年前に絶滅したネアンデルタール人種(後継人種はクロマニヨン人)系の遺伝子を持つ末裔の開発したワクチンがモンゴロイド系の遺伝子を持つ末裔に果たして有効なのかも未知数だが、ワクチン開発で遅れを取る日本が他国の完成したワクチンのおこぼれを貰おうとして効果がなくても文句は言えない。日本が自国民の生命を守るためワクチン輸入に膨大な国家予算を費やすことに反対するわけではないが、日々の感染状況に指を加えながら、医療崩壊の逼迫や感染の歯止めを施すために時短営業やテレワークや不要不急の外出規制などにビクビクしてばかりではいられない。コロナウイルスの終息までにはおそらく何年も何十年も続くだろうとみている。いや何百年も続く可能性もある。ペストの大流行は 6 世紀ごろから 20 世紀のオスマン帝国滅亡まで三回あった。一番パンデミックスの規模が大きかったのは 14 世紀から 17 世紀で、当時世界の人口が 5 億人ほどのところで感染での死者が 8500 万人。地中海付近においては約人口の半数が犠牲者になった。スペイン風邪は第一次大戦下で米国の兵士から発生し、全世界で 5000 万人にものぼる死者がでた。当時 5500 万人の人口だった日本では 39 万人が亡くなった。季節風のインフルエンザウイルスによる死者は毎年平均で約 3000 人。今回の新型コロナウイルスに関連する死者は今のところ約 2000 人だとすると、穿った見方をすれば、日々切羽詰まった勢いで報道をするマスメディアの対応に...